安藤人形店の歴史
初代 安藤桂蔵
明治三十八年より初代安藤桂蔵が京都に於て、はじめて有職雛なるものを創作し、普及につとめた。現在の有職雛の姿は、この時のまま伝えられております。
- 昭和二十年 正八位を賜わる
- 昭和四十年 紺綬褒章 賜わる
桂蔵が甫めた(はじめた)ため、後に作名を桂甫とする。
昭和初期 京人形組合の作品展
十二月(つき)風俗人形の出展 五月を担当
二代目 安藤忠男
大正十三年生れの安藤忠男(二代目)によって、京雛人形師の中の着付師として時代考証に創意工夫をこらし、独自の色彩感覚で、より格調高い作風を生み、皆様に愛されております。
- 平成十九年五月十六日 皇居に於て、天皇陛下より黄綬褒章 賜わる
(雛人形着付師としては、日本で唯一人の名誉なことと拝受致しました。)
- 昭和六十二年 京都府知事より京都府伝統産業優秀技術者
- 平成十二年 厚生労働大臣表彰 「現代の名工卓越技能者」
- 池の坊文化学院教授
三代目 安藤忠彦
昭和二十一年生れ、22歳で立命館大学卒業後、雛人形界にはいり、先代の安藤桂甫と共に修行にいそしみ、現代に至っております。
- 平成元年 元通産大臣より伝統工芸士 授かる
- 平成十九年 タイのプミポン国王様へお雛様を献上
- 平成二十二年 表彰 京の名工(京都府伝統産業優秀技術者)
安藤人形店 受賞の歴史
昭和二十年 正八位を賜わる
昭和四十年 紺綬褒章 賜わる
昭和六十二年 京都府知事より京都府伝統産業優秀技術者
平成元年 京都府知事より組合功労賞
元通産大臣より伝統工芸士
平成四年 日本人形協会より業界功労賞
平成十三年 厚生労働大臣より現代の名工「卓越技能者」
平成十七年 京都市市長より組合功労賞
平成十九年 黄綬褒章 賜わる
平成二十二年 京の名工(京都府伝統産業優秀技術者)